ヒンドゥー教の聖地、バラナシ(ベナレス)。
アグラやジャイプールも良いですが…
バラナシにはヒンドゥー教にまつわるものがたくさん。
その中でも特に盛り上がるのがプージャ。
プージャは礼拝の儀式として、毎日行われています。
このプージャは観光客も無料で見ることが可能。
今回はそんなプージャについてご紹介します。
インドへ行かれる方はぜひ最後まで読んでください!
インド|プージャとは?
プージャはヒンドゥー教における礼拝の儀式です。
アールティと呼ぶ方もいるそう。
インドの祭司階級で最高位のバラモンによって毎日行われています。
この儀式は7人の僧侶の礼拝席に花を撒くことからスタート。
その後音楽が奏でられ、礼拝として祝詞を歌ったり、燭台等を掲げたりします。
最初は厳かな雰囲気ですが、後半になるにつれ音楽や雰囲気が盛り上がって行きます。
会場は賑やかですが、インドの人たちにとっては非常に神聖なもの。
見学できることに感謝しながら楽しみましょう。
インド|時間と場所
- 時間:日没の時間
- 場所:ダシャーシュワメード・ガート(Dashashwamedh Ghat)
アッシーガート(Assi Ghat Varanasi) - 所要時間:約1時間
プージャの時間は明確に決まっていませんが日没後です。
早朝にも行われているようですが、夜に比べると人はまばらだそう。
日没後のプージャはガンジス川沿いにある2ヶ所のガートで行われます。
場所はココ↓
おすすめはダシャーシュワメード・ガートです。
とにかく人が多くて熱気に包まれています。
観光客だけでなく、インド現地の方々もたくさん。
日本人もちらほら見かけました。
所要時間は1時間ほど。
壇上前にある階段に座って見ることが可能です。
ただ人が多いので、良い位置で見たい方は早めに行くのがおすすめ。
ちなみに階段の方からだけでなく反対側から立って見ることも可能。
ボートに乗ってガンジス川(ガンガー)から見ることもできます。
プージャは人の多さと音と匂いでとにかくすごいです。
こんなものが毎日行われているのかと、インド人のパワーに圧倒されました。
伝統的に受け継がれてきたものをヒンドゥー教徒でもない人間が無料で見られるなんて…
本当にありがたい限りです。
インド|鑑賞の際の要注意点3つ
プージャを鑑賞するときには以下の点に注意しましょう。
- スリ
- 服装(女性は露出の多い服装は避けましょう)
- 写真撮影
1.スリ
プージャは人混み。
儀式中は音楽も大きめです。
お祭りみたいな雰囲気なので電気はありますが、それでも夜なので手元は暗いです。
だから狙われたらおわり。
気づくのはかなり難しい状況です。
荷物は最低限度で行くのがベスト。
何かを持っていく場合は体に密着するポシェットなどで行きましょう。
まあ、これは正直プージャに限った話ではありません。
スリには常に警戒しましょう。
2.服装
バラナシでは基本的に露出の多い服装は避けましょう。
特に女性の服装は要注意。
現地の女性たちは肩や脚が見えない服を着ています。
最低限この辺りが見えないような服を着るのがいいでしょう。
3.写真撮影
最初に言っておくとプージャの様子を撮影はするのはOKです。
何の問題もありません。
何が注意点なのかというと…
写真撮影の標的になって帰れなくなること!
現地の皆さんは外国人がめちゃめちゃお好き。
「一緒に写真撮って!!!」と100パーセント言われます。
インドに行くと何だか芸能人になった気分になれるんですよね(笑)
まあこれはここに限った話ではありませんが。
タージマハルとか有名観光スポットに行けば必ず言われまくります。
でも1人撮影をOKすると次から次へと頼まれることに。
そしてあっという間に囲まれます。
もうこうなったら抜け出すのが大変。
プージャは人が多いので逃げ切るのが難しいです。
この時間帯は人が結構出歩いているので、ホテルまでの道のりさえも写真撮影を求められます。
芸能人の大変さが学べてある意味良い機会?かもしれませんが…
断る勇気を持って、行きましょう。
私のおすすめ回避方は「Last!」と言ってその場にいる人全員で撮影して終えると言う方法。
一旦満足してくれるのでその隙に逃げましょう。
まとめ
- プージャは礼拝の儀式で神聖なもの
- 毎日日没後に行われる
- 川沿いにある大きなガートで行われる
- 所要時間は1時間ほど
- 参加費は無料
- スリに要注意
- 女性は露出の少ない服装で行くのがベスト
お祈りの儀式プージャ。
インドの人々が持つ世界観を感じるのにはぴったりです。
バラナシに行くならぜひ見に行ってくださいね。
この記事がインド旅行の参考になれば幸いです♪
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