【インド】インド旅行はやばい!?女子2人旅をして感じた注意点と感想

インド

人生で一度は行ってみたかったインド。
しかし悪い噂を耳にすることが多いので行くのに勇気がいる国の一つではありました。

治安が悪い、衛生面が最悪、人がうざいなどなど…
すごい言われようなインド。

私たちも行く前までは「お腹壊しそうで嫌だなあ。」
なんて思ってました。

今回は、実際にインドへ行ってみた感想と知っておくべき注意点をまとめました。
インドに興味のある方はぜひ最後まで読んでくださいね♪

インドの治安は悪い?

インドの治安はもちろん都市にもよります。
しかし、私的には全体的に旅行を楽しめる程度には落ち着いていると感じました。

詐欺師やぼったくりはたくさんいますが、命の危険を感じるような怖さは無かったです。

インドの危険レベル

2024年11月現在、外務省が出しているインドの危険レベルは…
ほとんどの地域がレベル1(十分注意)。

日本人観光客がよく行くようなデリーやバラナシ、タージマハルのあるアグラはレベル1です。
ちゃんと気をつけていれば、旅行をすることは可能なレベル。

ちなみにレベルは全部で4段階。

  • レベル1(十分注意)
  • レベル2(不要不急の渡航中止)
  • レベル3(渡航中止勧告)
  • レベル4(退避勧告)
外務省海外安全ホームページ

※危険レベルは都度更新されるので、旅行へ行かれる方は頻繁にチェックしておきましょう。

インド旅行の注意点と対策方法

ガンジス川

危険レベルが1だからと言って油断していると痛い目に遭うのがインド。
特に観光地は人が多い分トラブルがつきものです。

また、発展途上国ということもあり衛生面が整っていない地域がほとんど。
日本でかかりにくいような病気になる可能性も高いです。

インド旅行の際は以下を参考に十分注意してください。

トラブル

インド旅行で特に多いトラブルが以下の2つ。

  1. 詐欺師やぼったくり
  2. スリや強姦

観光客の多い場所はこういったトラブルや犯罪件数が高いです。

1.詐欺師やぼったくり

インドの観光スポットには必ず「自称ガイド」という名の詐欺師がたくさんいます。

彼らは無料だと言いながら、ナチュラルにガイドを始めてきます。
しかしそのまま話を聞いていたら、最後にお金を請求されることに。

私たちもバラナシの火葬場で自称ガイドにしつこく付きまとわれました。
手を引っ張って無理に連れて行こうとする人も。
大きな声で「NO」とはっきり言う勇気が必要です。

対策としては「無料なんてことは絶対に無い。」
この気持ちを忘れないことです。

自称ガイドの他に、「ヘナタトゥーを無料でしてあげる。」などサービスを提供してくるパターンも。
ちなみにヘナタトゥーはこんな感じ↓

ヘナタトゥーをしている最中

このヘナタトゥーも最初は無料だと言われました。
しかも「空港に行かないといけないから時間が無い。」と言っても追いかけられ…

結局腕を掴まれて始まってしまったヘナタトゥー。
終了後にしっかりお金を請求されました。

ただこの日は最終日。
本当にほぼお金が無い状態だったんですよね。
説明して数分で切り上げてもらい、なけなしの20ルピー(約30円)だけ渡しました。

また、後から料金を上げてくるぼったくりもいれば、「お釣りが無い」と言ってくる輩もいます。
まあお釣りの場合は、嘘ではなくマジで無いパターンが多いですが。
近くにあるお店で崩してくるといえば大抵OKしてくれます。

トラブル対策としてはなるべく小さなお金をあらかじめ用意しておくこと。
そして最初に合意していたお金しか持っていないと伝えることです。

お金を崩す場合は、綺麗で大きめのレストランやスーパーがおすすめ。
ローカル店に行くと平気で「お釣り無い」と言ってきます。

私たちだけでなく現地のインド人も言われていました。
インドの方々は慣れているからか近くの屋台で野菜を買ったりして崩していました。

詐欺師やぼったくり対策まとめ

  • 「無料」という言葉に騙されない。
  • 話を聞いてあげるという優しさは忘れ、「NO」と言える勇気を持つ。
  • お金はなるべく小さい金額のものを用意する。

2.スリや強姦

スリなどの軽犯罪は日常茶飯事。

スリに合わないためには貴重品を持ち歩かないようにするのがベストです。
パスポートや必要以上の現金は鍵をつけてホテルに置いておきましょう。
そして最低限持ち歩かなければいけない携帯や財布はポケットに入れないこと!

携帯は首から下げられるストラップなど体に密着するような形で持ち歩くのがいいです。

ただストラップは気づかない間に切られることも。
簡単に切れないような太めのものを選んだほうがいいです。

ながらスマホや自撮り棒に携帯をつけたまま歩くのも危険行為。
すれ違いざまに一瞬で取られます。

また、犯罪に巻き込まれないためには出歩く時間や場所にも注意です。
特に夜のインドは物騒。

街歩きだけでなくタクシーに乗るのも危険
よくわからない真っ暗なところで降ろされたり、ぼったくりツアー会社に連れて行かれたり…
土地勘のない旅行者は最高のカモ。

外に出るなら、絶対に日が出ている時間です。
そして人通りのない道は必ず避けましょう。

さらにインドは性犯罪率が高い国。
特に女性は服装に気を使いましょう。
なるべく足や肩の出ていない露出の少ない服がおすすめです。

また、店に連れて行こうとする客引きには要注意。
「○○ショップを経営しているから見にこないか。」
「安いし良い商品を揃えている。」など言って店に連れて行こうとする人は危険です。
何をされるかわかりません。

スリや強姦対策まとめ

  • 携帯は首から下げられるストラップ
  • ストラップは簡単に切ることのできない頑丈なものを選ぶ
  • 荷物は最低限にし、ウエストポーチで持ち歩く
  • ながらスマホはしない
  • 夜道や人気のない道は避ける
  • 客引きにはついて行かない

※特にデリーはインド国内の中でも犯罪率が高い傾向。
行く方は注意してください。

食あたりや感染症などの病気

  1. 食事や飲み物による食あたり
  2. 狂犬病やデング熱などの感染症

インドの衛生環境はかなり悪いです。
油断したらすぐに体調を崩すので注意が必要。

1.食事や飲み物による食あたり

まず1番気をつけないといけないのが水。

水道水は飲めません
私たちの場合歯磨きをする程度であれば問題なかったです。
しかし、歯磨きでお腹を壊したという人もいたので、絶対安心では無いようです…

また、屋台などで売っている水は要注意
その辺で汲んできたような水をペットボトルに詰めて売っている店が大量。
使い回されたペットボトルではないか、開封時に蓋の確認をしっかりしましょう。

そして食事の際も同じ。
火がしっかり通ったようなものであれば基本的にOKです。
しかしサラダなど、水で洗っただけのようなものは要注意。

例えレストランで出てきたものでも、安全とは限りません。
飲み物は自分で用意したもの、そして食べ物は火の通ったものを食べればお腹を壊す可能性は下がります。

私たちは1週間程インドに滞在しました。
この間、上記2点を気をつけていたからか特にお腹が緩くなることもなく。
無事インド旅を終えることができました♪

2.狂犬病やデング熱などの感染症

インドではまだまだ狂犬病やデング熱の件数が多いです。

街中には野良犬はもちろん牛や猿なんかもいます。
しかもめっちゃいます。

自分からちょっかいを出さない限りは何もしてきません。
動物がいても日本と同じ感覚で撫でに行ったりしないようにしましょう。

そしてもし噛まれたら病院へ行ってください。

またデング熱に関しては正直対策は難しいです。
虫除けスプレーを持ち歩いて、蚊にさされる可能性を下げましょう。

インド旅行の感想

私たちは2024年5月に1週間インドへ行きました。

行くまでは正直マイナスの印象が多かったインド。
でも実際に行って見ると、もう一度行きたいと思うほどいい印象に。

インドには日本では絶対に見ることができない魅力的な景色がたくさんあります。

確かに人は多いし、やたら客引きが話しかけてくるし。
うざいと感じることもあります。

しかし総合的に見ると、うざい人より優しい人の方が多いなと感じました。
道がわからずに困っているとみんな足を止めて助けようとしてくれます。
街を歩いていてもみんなフレンドリー。

物乞いに遭遇して子供たちに追いかけられましたが、なんというか…
「嫌だなあ」とは思わなかったんですよね。

滞在中は特に危険な目に遭うこともなく、お腹を壊すこともなく。
何の問題も起きないまま終えました。

インド旅行迷われている方は、ぜひ一度行って見てほしいです。

まとめ

  • インドの治安は危険レベル1程度
  • 観光地には詐欺師やぼったくりが大量にいる
  • 「無料」という言葉に騙されてサービスを受けると、後からお金を請求される
  • 夜道や人気のない道は避ける
  • 移動するなら必ず日が出ている時間にする
  • 女性は露出の少ない服を着る
  • 荷物は最低限しか持ち歩かない
  • 水や食べ物には注意する
  • 動物にはむやみやたらに近づかない
  • 虫除けスプレーなど蚊対策グッズを忘れずに持っていく

インドはまだまだ発展途上の国。
衛生面も治安面も、整っていないところが多いです。

しかし、インド人は本当にフレンドリーで優しい人がたくさん。
日本にはない景色を見て、日本では知ることのできない価値観や文化に触れることができます。

しっかり準備と対策をして、インド旅行を楽しんできてください。
この記事がインド旅行の参考になれば幸いです♪

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