【インド】ガンジス川での沐浴方法と必要なものまとめ!周辺観光スポットも

インド

ヒンドゥー教の聖地ガンジス川(ガンジス河)。
インドのバラナシにある川で、ヒンドゥー教徒だけでなく観光客からも人気の場所です。

そしてガンジス川といえば沐浴!

でも実際にどこでどうやって沐浴するのか分からない…
そんな方は多いと思います。

そこで今回はガンジス川での沐浴方法や、周辺観光スポットをまとめました。

この記事を読んで、安全にガンジス川で沐浴を体験してきてください。

ガンジス川での沐浴方法

ガンジス川で沐浴する人々

沐浴の方法は以下の通り↓

  1. 川に入る前に一礼
  2. 川に入って東(太陽の方角)を向く
  3. 自分の名前(と知っている人のみインド占星術の星座)を心の中で唱える
  4. 頭のてっぺんまで入水
  5. 両手で3回水をすくい、太陽に捧げる
  6. お願い事をする

※絶対に目や口に水が入らないように気をつけてください!絶対に!

まあ実際に行くと恐怖心と緊張で順番なんて分からなくなります。
敬意の気持ちを持ちつつ、お祈りすればいいやぐらいの気持ちで臨みました。

それとガンジス川は本当に汚いです。
インド人の方々は平気そうにバシャバシャ入ってますが…
免疫のない日本人が病気になるのはあるあるです。

傷口のある方や体調のすぐれない方は絶対にやめておきましょう。

沐浴される方は、絶対に水が体内に入らないように気をつけてください。
そして終わった後はすぐにきれいな水で洗ってタオルで拭いてください。

沐浴の時間と場所

  • 時間:日の出前後
  • 料金:無料
  • 場所①:ダシャーシュワメード・ガート(Dashashwamedh Ghat)
    Dashashwamedh Ghat Rd, Ghats of Varanasi, Godowlia, Varanasi, Uttar Pradesh 221001
  • 場所②:アッシー・ガート(Assi Ghat Varanasi)
    Nagwa Rd, Assi ghat, Shivala, Varanasi, Uttar Pradesh 221005

ガンジス川で沐浴が行われる時間早朝
日の出の時間帯になると、たくさんの人がガンジス川に集まってきます。

私たちが訪れた5月は日の出が5時40分ごろ。
その時間には既に沐浴を始めている人が結構いました。
インド人の朝は早いですね〜。

沐浴する場所はガンジス川ならどこでも大丈夫
ですがバラナシを訪れる多くの方は有名なガート付近で行います。

ダシャーシュワメード・ガートやアッシー・ガートでは日の出前にプージャという礼拝の儀式を見ることもできます。
プージャを見てその後に沐浴がおすすめです!

ちなみにプージャはこんな感じ↓

毎日、日の出前と日没後にバラモンによってこの儀式が行われます。

また、アッシー・ガート等のガートからボートに乗って対岸へ行くことも可能。
対岸は浅瀬で、場所も広々しています。
ゆっくり穏やかに沐浴したい方はぜひ対岸へ行ってみてください。

ラクダや馬がいて、乗馬体験をすることもできますよ♪
ボートはツアーを予約するか、現地で直接交渉すれば乗れます。

対岸のお馬さん

沐浴の服装と持ち物

  • 沐浴時の服装(男性)
    ・水着
  • 持ち物(男性)
    ・着替え
    ・タオル
    ・サンダル

  • 沐浴時の服装(女性)
    ・薄手の長袖、長ズボン
    ※女性は基本的に露出禁止。
     パンジャビという現地のドレスのようなものが好ましいです。
  • 持ち物(女性)
    ・着替え(なるべく肌の隠れた服)
    ・タオル(着替えやすいような巻きタオルがベスト)
    ・サンダル

男性女性ともに顔を洗えるよう飲料水を持って行くのがオススメです!

ガンジス川周辺観光スポット

ガンジス川周辺のお勧め観光スポットを3つご紹介します。

  1. 火葬場
  2. 有名ラッシー店2つ
  3. 有名カフェピッツェリア ヴァーティカ カフェ

ガンジス川で沐浴が終わったら、ぜひ周辺の散策をしてください。
バラナシの街は、リキシャも通れないほど細い路地がたくさん。

いろんなお店がたくさんひしめき合っているので歩いているだけで楽しいですよ♪
ただ、迷子になりやすいのでヤバそうな道に入らないよう注意してください。

1.火葬場(マニカルニカー・ガート)

火葬場

マニカルニカー・ガートは大きな火葬場のある場所。
この火葬場はバラナシの中で最大規模です。

ちなみに火葬場はガンジス川沿いに何箇所もあります。
なぜ川沿いにあるのかというと…

ヒンドゥー教徒にとって、この川はとても神聖なもの。
そのガンジス川に遺灰を流し一生を終えることはヒンドゥー教徒の夢だからです。

場所はココ↓

・マニカルニカー・ガート:
near Lalita Ghat, Ghats of Varanasi, Lahori Tola, Varanasi, Domari, Uttar Pradesh 221001

この火葬場では、遺体が焼かれていく様子を近くで見学することができます。
そして川に流す様子も。

24時間エンドレスで遺体が焼かれているので、匂いも煙もすごいです。
日本ではなかなか見ることのできない光景が広がっていますよ。

火葬場での写真撮影は禁止ですので気をつけましょう。

自称ガイドが話しかけてきて勝手に案内を始めます。(有名な話ですが…)
 後からお金を請求されるので、彼らが「Free」だと言っても信用しないでください。
 お金を払いたくない方は無視しましょう。

2.有名ラッシー店2つ

バラナシには有名なラッシー屋さんが2店舗あります。
インドに来たからにはラッシーは飲んでおかないとですよね。

その有名なラッシー店はこの2つ↓

  • BABA LASSI(ババラッシー)
  • BLUE LASSI SHOP(ブルーラッシー)

両方ともダシャーシュワメード・ガートの方面にあります。
日本人が利用するホテルもこの辺りに多いです。

近隣に宿泊される方はぜひ立ち寄ってくださいね!

特にフルーツ系が個人的にはお勧めです。

3.有名カフェピッツェリア ヴァーティカ カフェ

  • 営業時間:7:30~22:00
  • 定休日:無し
  • 場所:B-1/178, Assi Ghat Rd, Shivala, Varanasi, Uttar Pradesh 221005

ここのカフェはアップルパイが有名。
アイスクリームと一緒に食べたら最高です。

バラナシでこんない美味しい物が食べられると思っていなかったのでちょっと感動。

お値段はアイスのセットで150ルピー(約270円)。
アイスなしは120ルピー(約215円)でした。

朝早くから営業されていて店名の通りピザなどの洋食もあります。
ちょっとおしゃれな食事を楽しみたい方におすすめのお店。

しかもテラス席からはガンジス川を眺めることができます。
ガンジス川はどの時間に見ても神秘的な雰囲気が漂っていて魅力的。

立地も抜群なのでぜひいってみて欲しいカフェです。

まとめ

  • 沐浴は日の出の時間に始まる
  • ガンジス川に入水したら東(太陽の方向)を向いて沐浴を行う
  • ガンジス川の水質は最悪
  • 川の水が体内に入らないよう最大限気をつける
  • 女性は肌の露出が少ない服装で行う
  • ガンジス川周辺には有名ラッシー店やカフェがある

インドに行くならやっておきたいガンジス川での沐浴。
沐浴は健康体で、万全の体制で挑めば大丈夫なので安心してください。

ただし水質汚染がひどく、決して綺麗とは言えません。
最悪の場合、感染症などの病気になることもあります。

沐浴される方は対策をしっかりとした上で行ってくださいね。

また、バラナシは観光地とは言えまだまだ発展していない街。
滞在される方は、衛生面には気をつけてお過ごしください。

この記事がインド旅行の参考になれば幸いです♪

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