ヒンドゥー教の聖地バラナシ(ベナレス)。
インド旅行に行くならバラナシには行っておきたい!
そんな方は多いと思います。
特にガンジス川での沐浴や、礼拝の儀式プージャなど。
見所はたくさん。
そこで今回は、バラナシでおすすめの観光スポットをご紹介します。
ぜひ最後まで読んでバラナシ観光を楽しんできてください♪
バラナシのオススメ観光スポット3選
バラナシはインド最大の宗教都市です。
ヒンドゥー教に関する観光スポットをはじめ、インド文化を感じられる場所がたくさん。
バラナシでオススメの観光スポット3選↓
- ガンジス川
- 火葬場
- プージャ(アールティ)
1.ガンジス川
バラナシと言えばやっぱりガンジス川ですよね!
このためにバラナシへ行くと言っても過言ではありません。
多くのヒンドゥー教徒がここで沐浴をするために集まってきます。
もちろん旅行者も。
沐浴が始まるのは早朝。
日の出の時間ぐらいから、続々と人が集まってきます。
沐浴はガンジス川の岸辺へ行けば基本出来ますが、多くの方は以下の2箇所で行います。
日本人はダシャーシュワメードガートに行く方が多い印象。
日本人が泊まるホテルが近くにたくさんあるからかもしれません。
また、この2箇所のガートからはボートに乗ることも可能。
対岸や別のガートまで行くことができます。
※ボートについての詳しい説明は下記「ガンジス川でボートに乗る方法」をご参照ください♪
もちろん川岸を散策するだけでもOK。
歩いているだけで魅力たっぷりな街ですからね。
バラナシは「ザ・インド」な雰囲気を味わうのに最適だと思います。
2.火葬場(マニカルニカー・ガート)
マニカルニカー・ガートは大きな火葬場のあるガート。
この火葬場はバラナシの中で最大規模です。
火葬場はガンジス川沿いに何箇所もあります。
なぜガンジス川沿いにあるのかというと…
ヒンドゥー教徒にとって、ガンジス川はとても神聖なもの。
そのガンジス川に遺灰を流すことはヒンドゥー教徒の夢だからです。
場所はココ↓
この火葬場では、遺体が焼かれていく様子を近くで見学することができます。
そして川に流す様子も。
24時間エンドレスで遺体が焼かれているので、匂いも煙もすごいです。
日本ではなかなか見ることのできない光景が広がっていますよ。
※火葬場での写真撮影は禁止ですので気をつけましょう。
※自称ガイドが話しかけてきてナチュラルに説明をし始めます。(有名な話ですが…)
後からお金を請求されるので、彼らが「Free」だと言っても信用しないでください。
お金を払いたくない方は無視しましょう。
3.プージャ(アールティ)
プージャはヒンドゥー教における祈りの儀式。
アールティと呼ぶ方もいます。
この儀式は最高階級バラモン(僧侶)によって毎日行われています。
時間は、早朝(夜明け前)と夜(日没後)の2回。
多くの方は夜のプージャへ行かれます。
特に、ダシャーシュワメードガートで行われる日没後のプージャが人気。
観客も多く毎日大盛り上がりです。
※インド人は外国人が大好き。
プージャなど人混みに行くと必ず「写真を一緒に撮ろう」と言われます。
気がつくと列ができたり、囲まれていることも…
リクエストを受け付けるのはほどほどにして頑張って逃げてください。
※人混みに行く際はスリに注意してください。
ガンジス川でボートに乗る方法
- ツアーを予約する:1,000ルピー(約1,800円)〜
- 現地で直接交渉:50ルピー(約90円)〜
※値段はアッシーガート〜ダシャーシュワメードガート
※交渉すればもっと安いかもしれません。
沐浴の時間や、プージャの時間にボートに乗りたい方は多いと思います。
ちなみに「満員で乗れない!」なんてことはまずありません。
ガート付近へ行けば大量の客引きがいます。
めちゃめちゃ話しかけられるので探す必要もありません。
客引きと話したくない方や、値交渉が嫌な方はツアーで予約がお勧め。
それ以外の方は直接で問題ないと思います。
値段は船のサイズによって変わります。
少人数しか乗れない小さなボートだと高いし、大人数が乗れるボートは安いです。
朝日を見ながらボートに乗ってバラナシの景色を眺めるのは控えめに言って最高の体験。
本当にオススメなのでぜひボートには乗って欲しいです。
激安50ルピーボートに乗るには?
50ルピーのボートは早朝の沐浴時のみ乗ることができます。
理由はおそらく船を利用する人数が一番多い時間だから。
なお、船の時刻表などはありません。
人が集まれば出発です。
私たちは2回乗りましたが15分ぐらい待てば船が出発しました。
なお、人数はかなり多く30人は乗れます。
少人数がいい方は値段が高くなる可能性はありますが小さめのボートにしましょう。
ルートはこんな感じ↓
・アッシーガート→対岸→ダシャーシュワメードガート
・ダシャーシュワメードガート→対岸→アッシーガート
所要時間は片道1時間程度です。
船はこんな感じ↓
船ではチャイを購入することもできます。
ただ、私は水が怖かったのでやめておきました…
基本的にどのボートも、プライベートでない限り人が集まり次第の出発になります。
待ち時間が発生しますが、沐浴やプージャの時間は乗る人が多いのでそんなに待ちません。
またこれはボートに限った話ではありませんが、話していたより高い金額を請求されることも。
私もこのボートで倍の金額を請求されました。
でも、50ルピーちょうどを握りしめて、「これしかない。」
と言えばあっさり引き下がってくれます。
リキシャにしろボートにしろそうですが、お釣りがないようにしておきましょう。
ピッタリのお金があれば基本問題ありません。
多めに出すとそのまま持っていかれることもあるので、注意してください。
大きいお金しかない場合はあらかじめスーパーなどで崩しておくと安心です。
まとめ
- ガンジス川に行くなら有名なガートへ行くのがおすすめ
- 有名なガートはダシャーシュワメードガートとアッシーガート
- ダシャーシュワメードガートとアッシーガートからはガンジス川を下るボートに乗れる
- 有名な火葬場があるのはマニカルニカー・ガート
- 火葬場内は写真撮影禁止
- プージャを見るなら日没後のダシャーシュワメードガートが人気
- 安くボートに乗るなら沐浴時の大きな船に乗るのがオススメ
バラナシは、ヒンドゥー教にとって聖地の街。
宗教観や文化を知るのにピッタリです。
また今回ご紹介したところだけでなく、寺院やお祈りする場所もたくさん。
ぜひバラナシの街を散策して、インド文化に触れてきてください。
この記事がインド旅行の参考になれば幸いです♪
コメント