台湾料理といえば、何を思い浮かべますか?
ルーロー飯、小籠包…
色々と美味しそうなものが浮かび上がると思います。
しかし実際に台湾旅行へ行くとご飯がまずい!
そう思われた方も多いのではないでしょうか?
でも美味しい食べ物も沢山あるんです。
そこで今回は、日本人に合わない料理とおすすめの料理をご紹介します!
台湾旅行に行かれる方はぜひ参考にしてくださいね♪
台湾のご飯はまずい?日本人に合わない要注意料理5選
台湾旅行といえば、夜市や屋台での食べ歩き!
台湾にはたくさんの食べ歩きスポットがあります。
しかし、中には強烈な臭いを放つものも。
また、調味料や味付けが日本と違います。
そういった理由から苦手意識を持ってしまうこともあるかもしれません。
まずは日本人の口に合いにくいものをご紹介します。
臭豆腐
夜市に行ったことのある方は、よくご存知かもしれません。
台湾の街を歩けば、すぐに見つかるこの臭豆腐。
とにかく臭いがすごい。
名前の通り臭いです。
臭豆腐とは、豆腐を発酵させて揚げたり焼いたりしたもの。
発酵臭がかなりするので歩いていて強烈な臭いを感じたら、ほぼ臭豆腐と思ってOK。
現地の人でさえも好き嫌いが分かれます。
ブルーチーズのような味わいという人もいるそうですが…
観光に行って気軽に食べるのはオススメしません。
食べる場合は自己責任で、覚悟を持って食べてください!
香腸(シャンチャン)
香腸(シャンチャン)とは台湾式のソーセージです。
しかしソーセージと言っても日本人の想像するソーセージとは違います。
味付けが甘じょっぱいんです。
お店によってはかなり甘かったりもします。
油もかなり多く、一本丸々食べるのは難易度が高いです。
初めて食べる方は、甘いと認識した上で、複数人でシェアするのがオススメです。
藥燉排骨(ヤオシャンパイグー)
藥燉排骨(ヤオシャンパイグー)とは、薬膳スープのこと。
スペアリブを漢方のスープで煮込んでいます。
そのためスープの味がきつい。
特に日本人が苦手な八角が入っています。
薬膳に慣れている方なら大丈夫かもしれませんが、日本人には馴染みのない味です。
体を温めてくれるスープなので興味のある方は、一度挑戦してみてください。
滷味(ルーウェイ)
滷味(ルーウェイ)とは台湾式のおでん。
薬膳や香辛料がたっぷり入った醤油ベースのスープで、いろんな食材を煮込みます。
おでんのように、好きな食材を自分で選ぶことが可能。
食材は野菜やきのこ、お肉などさまざま。
ちなみに台湾人の方に人気なのは豆皮や鶏の足だそうです。
薬膳の香りがするので苦手に感じる方は多いかもしれません。
でも慣れると美味しく感じてきます。
薬膳の香りがネックなだけなので、難易度は低いです。
肉圓(バーワン)
肉圓(バーワン)は肉餡をデンプン粉の皮で包んだもの。
揚げたり蒸したりしたものに、パクチーや甘いタレをかけて食べます。
おそらく千と千尋の神隠しでお父さんが食べているあの謎のブヨブヨです。
美味しそうに食べてましたが…
日本人が苦手な理由としては、パクチーが大きな原因だと思います。
ただパクチーは上からトッピングするだけ。
苦手な人はパクチーはいらないと伝えれば食べられるかも。
日本人におすすめの台湾料理5選
ここまで日本人に合わないご飯を紹介してきました。
合わない原因としては、八角やパクチー、薬膳などの馴染みのない味付け。
次は、日本人の口に合いやすいおすすめの料理をご紹介していきます。
魯肉飯(ルーローハン)
魯肉飯(ルーローハン)は、ご飯の上に豚肉や煮汁をかけたもの。
ほかほかのご飯の上に、とろとろの豚肉なんて最高ですよね。
台湾グルメといえば魯肉飯を思いつく方も多いのではないでしょうか。
ただし、レストランによっては、日本人が苦手な八角が入っていることも!
注文する前に、一度確認してみるのがおすすめです。
炒青菜(チャオチンツァイ)
炒青菜(チャオチンツァイ)は日本の中華料理屋さんでもよく見かけますよね。
日本人に馴染みのある味付けだと思います。
台湾の炒青菜(チャオチンツァイ)は、野菜をシンプルに炒めたもの。
ニンニクの匂いと野菜のシャキシャキ感が食欲をそそります。
台湾の屋台でもよく見かけるので、食べたことのない方はぜひ挑戦してみてください。
小籠包
小籠包もまた、誰もが思いつく定番グルメだと思います。
日本でも食べられますが、台湾の屋台で食べる小籠包は少し味付けが違うかったり。
薄い皮に肉汁たっぷりの肉餡。
想像しただけで美味しそうです。
台湾のお店では、自分でタレを調合できるところも。
日本では見かけない、スパイシーなタレなどもあるので楽しいですよ。
蚵仔煎(オアチエン)
蚵仔煎(オアチエン)は牡蠣のオムレツです。
オムレツの上に甘辛いソースを絡めて食べるのが定番。
しかし、このソースが苦手な方も多いようです。
何せソースが濃い。
濃いソースが苦手な方は、いらないと伝えれば大丈夫です。
擔仔麵(タンツー麺)
日本ではあまり見かけませんが、台湾現地ではかなりポピュラー。
名前の通り麺料理です。
あっさりとした味付けで、お肉やエビからとったスープが美味しいんです。
ただし、これもパクチー入りがしばしば。
苦手な方は注文する際、確認してみてくださいね。
実は台湾料理ではない!?日本で馴染みの台湾グルメ
台湾料理をご紹介してきましたが…
聞き馴染みのある台湾料理がないと思われている方もいるのではないでしょうか?
台湾ラーメンや台湾まぜそばは?
と思いますよね。
実はこの二つ、台湾料理ではありません。
台湾って名前についてるのになんで!?
私もそう思ったので調べてみました。
実は以前、台湾ラーメンを楽しみにして台湾旅行へ行ったんですが、台湾にはありませんでした…
台湾ラーメン
そもそも台湾ラーメンとは…
鶏ガラベースの醤油風味ラーメン。
唐辛子やニンニクを絡めたひき肉とニラやもやしがトッピングされています。
実はこの台湾ラーメン、名古屋発祥なんです。
台湾ラーメンを作ったのは、名古屋にある「味仙」というお店。
現在ではかなり有名なので知っている方も多いと思います。
台湾ラーメンを誕生させたのは、味仙の創業者郭明優さん。
郭明優さんは日本生まれの台湾人です。
先祖は台湾・台中の大甲の出身だったそう。
1970年ごろ、台湾へ行かれた郭明優さん。
その際担仔麺(タンツー麺)を食べて、これを日本で作ろうと思ったそうです。
nippon.comで掲載されている、インタビューで郭明優さんは以下のように話されています。
大阪万博が1970(昭和45)年でしたけど、その頃、台湾に行って担仔(タンツー)麺を食べたら、これはおいしい!これを覚えて日本で作ろうと思ったんです。担仔麺は台南の名物ですが、台北にも華西街の龍山寺のところに『台南担仔麺』という店があったんですね。ただ、材料は全部日本にあるわけではないから、試行錯誤で。担仔麺はにんにくでひき肉を炒めて香りを出して、下にもやしを敷いて麺を置き、スープをかけるんですが、台湾ラーメンも基本は同じです
nippon.com
台湾ラーメンはかなり辛いので、担仔麺とは違うイメージですが、ベースは同じだったようです。
台湾まぜそば
そもそも台湾まぜそばとは…
台湾ミンチを極太麺に乗せた、汁無し麺のこと。
台湾ミンチやニラ、ネギ、魚粉、卵黄、ニンニクなどをトッピングして、かき混ぜて食べます。
麺を食べきった後には、残った台湾ミンチやタレにご飯を投入する「追い飯」サービスもあります。
このしめに食べるまぜご飯もまたうまい。
台湾まぜそばを誕生させたのは、麺屋はなび高畑本店さん。
これまた名古屋にあるラーメン屋です。
誕生のきっかけは、アルバイトのまかない。
麺の上に台湾ミンチをかけて食べたところ美味しいことに気づいたそうです。
いずれも名古屋が発祥の地とは驚きですね!
まとめ
- 台湾料理はパクチーや八角入りのものを避ければ難易度が低い
- 匂いが強いものや、脂っこいものは避ける
- 日本人の口にも合う料理は沢山ある
- 台湾ラーメンや台湾まぜそばは、台湾ではなく名古屋発祥
日本にも中華料理屋さんが多数ありますが、台湾現地の味付けとは違うことが多いです。
台湾旅行に行くのなら台湾グルメを堪能したい。
そう思われる方は多いでしょう。
まずは紹介したおすすめの料理から食べてみてください。
一口食べて、想像と違うことが多い台湾料理ですが、何度か食べれば美味しく感じることも。
第一印象だけで決めず、何口か挑戦してみることをオススメします。
この記事が台湾旅行の参考になれば幸いです♪
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